dBmをワットに変換|RF電力計算ツール無料

dBm ⇔ W・mW・dBW 変換ツール
dBm
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変換公式

dBm(デシベルミリワット)は対数スケールの電力単位で、基準値1mWに対するデシベル比です。以下の公式で他の電力単位と変換できます。

dBm → W(ワット)
P(W) = 10 ^ (dBm / 10) / 1000
dBm → mW(ミリワット)
P(mW) = 10 ^ (dBm / 10)
dBm → dBW(デシベルワット)
P(dBW) = dBm – 30
W → dBm
P(dBm) = 10 × log10(P(W)) + 30
mW → dBm
P(dBm) = 10 × log10(P(mW))
dBW → dBm
P(dBm) = dBW + 30
ステップ別 換算例

例①:30 dBm を W・mW に変換する

  1. dBm 値を 10 で割る:30 ÷ 10 = 3
  2. 10 の 3 乗を計算:10³ = 1000(これが mW の値)
  3. W に変換:1000 mW ÷ 1000 = 1 W
  4. dBW に変換:30 − 30 = 0 dBW

例②:0.5 W を dBm に変換する

  1. W を mW に変換:0.5 × 1000 = 500 mW
  2. log10(500) を計算:log10(500) ≈ 2.699
  3. 10 を掛ける:10 × 2.699 ≈ 26.99 dBm(≈ 27 dBm)

例③:-30 dBm を mW に変換する(WiFi受信信号の例)

  1. dBm 値を 10 で割る:−30 ÷ 10 = −3
  2. 10 の −3 乗を計算:10⁻³ = 0.001 mW
  3. W に変換:0.001 ÷ 1000 = 0.000001 W(1 μW)
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dBm 換算早見表
dBm W(ワット) mW(ミリワット) dBW 主な用途・目安
-1000.0000000001 W0.0000001 mW-130 dBW受信感度限界付近
-900.000000001 W0.000001 mW-120 dBWノイズフロア付近
-800.00000001 W0.00001 mW-110 dBW弱いWiFi受信
-700.0000001 W0.0001 mW-100 dBW許容WiFi受信強度
-67≈ 0.0000002 W≈ 0.0002 mW-97 dBW業務用途WiFi最低基準
-600.000001 W0.001 mW-90 dBW良好なWiFi受信
-500.00001 W0.01 mW-80 dBW優れたWiFi受信
-400.0001 W0.1 mW-70 dBW非常に強い受信信号
-300.001 W1 mW-60 dBWAPの近傍(最高レベル)
-200.01 W10 mW-50 dBW短距離無線モジュール
-100.1 W100 mW-40 dBW低電力送信機
00.001 W1 mW-30 dBW基準電力(1 mW)
3≈ 0.002 W≈ 2 mW-27 dBWBluetooth クラス2
100.01 W10 mW-20 dBW小型無線モジュール
13≈ 0.02 W≈ 20 mW-17 dBWWiFi 802.11b 典型値
200.1 W100 mW-10 dBWWiFi ルーター標準送信電力
23≈ 0.2 W≈ 200 mW-7 dBW4G LTE 最大端末送信電力
27≈ 0.5 W≈ 500 mW-3 dBW特定小電力無線機
301 W1000 mW0 dBWFCC 最大WiFi出力(米国)
33≈ 2 W≈ 2000 mW3 dBW小型アマチュア無線機
37≈ 5 W≈ 5000 mW7 dBWハンディ無線機
4010 W10000 mW10 dBW業務用無線機・移動局
43≈ 20 W13 dBW車載無線機
50100 W20 dBW固定アマチュア無線機
601000 W(1 kW)30 dBW放送局・大型送信機
WiFi 受信信号強度の目安

WiFiの受信信号強度(RSSI)はdBmで表される負の値です。0に近いほど信号が強く、-90以下は実質的に圏外となります。

dBm 強度 信号バー(目安) 用途・状況
-30 dBm 最高 APの直近、理想的
-50 dBm 優良 4K動画・ビデオ通話に最適
-60 dBm 良好 ストリーミング・一般利用に適当
-67 dBm 業務用途最低基準(VoIP等)
-70 dBm 弱い 基本的な接続のみ可能
-80 dBm 非常に弱い 不安定・パケットロスの恐れ
-90 dBm 圏外同等 実用的な接続不可
dBm から換算できるその他の単位

dBm はRF・無線通信の分野で広く使われる電力の対数単位です。以下の単位と相互変換が可能です。

W(ワット) mW(ミリワット) dBW(デシベルワット) μW(マイクロワット) nW(ナノワット) kW(キロワット) dBμV(デシベルマイクロボルト) EIRP(等価等方輻射電力) ERP(等価放射電力)
単位 定義 0 dBm との関係 主な使用分野
WSI基本電力単位0 dBm = 0.001 W一般電気・無線機器
mW1/1000 ワット0 dBm = 1 mWRF・無線LAN・Bluetooth
dBW1W基準の対数比0 dBm = -30 dBW衛星通信・放送
μW1/1000000 ワット0 dBm = 1000 μWセンサー・IoT
EIRP等方性アンテナ換算EIRP = P_tx(dBm) + G_ant(dBi)WiFi・5G・FCC認証
よくある質問(FAQ)
dBm とは何ですか?
dBm(デシベルミリワット)は電力を対数スケールで表す単位で、1mWを基準(0 dBm)としています。10 dBm増えると電力は10倍になります。無線LAN、Bluetooth、携帯電話など、あらゆる無線通信システムで使用される標準的な電力単位です。
0 dBm は何ワットですか?
0 dBm は 1 mW(ミリワット)= 0.001 W(ワット)= -30 dBW に相当します。これはdBmの定義上の基準値です。
dBm と dBW の違いは何ですか?
dBm は 1 mW 基準、dBW は 1 W 基準の対数電力単位です。両者の関係は「dBW = dBm − 30」で、常に30の差があります。小電力システムでは dBm、大電力・放送・衛星通信では dBW がよく使われます。
WiFi の dBm 値はどう読めばよいですか?
WiFi の受信信号強度(RSSI)は負の値で表されます。-30 dBm が最強、-90 dBm が事実上の圏外です。0に近いほど強い信号です。一般的な使用には -67 dBm 以上が推奨されており、ビデオ通話やVoIPには -60 dBm 以上が理想的です。
10 dBm 増加すると電力は何倍になりますか?
10 dBm の増加は電力が 10 倍、3 dBm の増加は約 2 倍(正確には 1.995 倍)に相当します。逆に、3 dBm 減少すると電力は約 1/2(0.5 倍)になります。この「3dBルール」と「10dBルール」は現場でよく使われる暗算テクニックです。
なぜ dBm は対数スケールを使うのですか?
無線通信では電力レベルが 10⁻¹² W(ピコワット)から数千ワットまで非常に広い範囲に及びます。線形スケールでは扱いにくいため、対数(log)スケールで表現することで、乗算を加算に変換でき計算が格段に容易になります。また、アンテナ利得や伝搬損失(dB)との計算が加減算だけで済む点も大きなメリットです。
スマートフォンの送信電力は何 dBm ですか?
スマートフォンの最大送信電力は規格によって異なりますが、一般的に 4G LTE では最大 23 dBm(約 200 mW)、WiFi 送信は 20 dBm(100 mW)、Bluetooth は 4 dBm(約 2.5 mW)程度です。実際の出力は接続状況に応じて動的に変化します。
dBm の「3dBルール」とは何ですか?
「3 dB ≈ 電力 2 倍(または 1/2)」という近似法則です。例えば、20 dBm のシステムに 3 dB のアンプを追加すると 23 dBm(≈ 200 mW)になります。同様に「10 dB = 電力 10 倍」ルールと組み合わせることで、電卓なしで素早くおおよその電力を計算できます。