dBm単位変換|デシベルミリワットを瞬時に換算

⚡ dBm 変換ツール

dBm ↔ mW・W・dBW・dBµV をリアルタイム計算。RF・Wi-Fi・Bluetooth の電力換算に対応。

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dBm 値を入力すると、すべての単位に同時変換します。

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📐 変換公式と計算方法

dBm → mW

公式
P(mW) = 10^(dBm / 10)

dBmは1mWを基準(0 dBm)とした対数表現です。+10 dBmで電力が10倍になります。

mW → dBm

公式
dBm = 10 × log₁₀(P(mW) / 1mW)

1mWより大きければdBmは正、小さければ負の値になります。

dBm → W / dBW

公式
P(W) = 10^(dBm / 10) / 1000
dBW = dBm − 30

dBWは1Wを基準とした表現で、dBmとは常に30の差があります。

dBm ↔ dBµV

公式(50Ω系)
dBµV = dBm + 107
dBµV = dBm + 109 (75Ω)

電力(dBm)と電圧(dBµV)の変換にはインピーダンスが必要です。

計算ステップ例:20 dBm → mW

  1. 1 公式を確認: P(mW) = 10^(dBm / 10)
  2. 2 数値を代入: P(mW) = 10^(20 / 10) = 10^2
  3. 3 計算: 10^2 = 100 mW
  4. 4 Wに換算: 100 mW ÷ 1000 = 0.1 W
  5. 5 dBWに換算: 20 dBm − 30 = −10 dBW

暗算のコツ(±3dB / ±10dBルール)

+3 dBm = 電力 × 2
0 dBm (1mW) + 3dB → 3 dBm ≈ 2 mW
10 dBm (10mW) + 3dB → 13 dBm ≈ 20 mW
+10 dBm = 電力 × 10
0 dBm (1mW) + 10dB → 10 dBm = 10 mW
20 dBm (100mW) + 10dB → 30 dBm = 1000 mW

📊 dBm 換算表(主要値)

dBm mW W dBW dBµV(50Ω) 主な用途の目安
-100 dBm0.0000001 mW0.1 pW-130 dBW7 dBµV感度限界・ノイズフロア付近
-80 dBm0.00001 mW10 pW-110 dBW27 dBµV携帯電話受信感度(最低限)
-70 dBm0.0001 mW100 pW-100 dBW37 dBµVWi-Fi・Bluetooth 接続限界
-60 dBm0.001 mW1 nW-90 dBW47 dBµVWi-Fi 弱(動画不可)
-50 dBm0.01 mW10 nW-80 dBW57 dBµVWi-Fi 可(基本通信)
-40 dBm0.1 mW100 nW-70 dBW67 dBµVBluetooth 良好・Wi-Fi 普通
-30 dBm0.001 mW × 1000 = 1 µW × 1000 → 1 mW? 違う: 0.001 mW × 10001 µW-60 dBW77 dBµVWi-Fi 強(HD動画)
0 dBm1 mW0.001 W-30 dBW107 dBµV基準値
3 dBm2 mW0.002 W-27 dBW110 dBµVBluetooth Class 3 送信電力
10 dBm10 mW0.01 W-20 dBW117 dBµVWi-Fi アクセスポイント(低出力)
13 dBm19.95 mW0.02 W-17 dBW120 dBµVBluetooth Class 1 最大
17 dBm50.12 mW0.05 W-13 dBW124 dBµVWi-Fi 5GHz 標準出力
20 dBm100 mW0.1 W-10 dBW127 dBµVWi-Fi 2.4GHz 最大(日本)
23 dBm200 mW0.2 W-7 dBW130 dBµVLTE スマートフォン送信
27 dBm500 mW0.5 W-3 dBW134 dBµV携帯基地局送信(小型)
30 dBm1000 mW1 W0 dBW137 dBµVアマチュア無線(ハンディ機)
37 dBm5012 mW5 W7 dBW144 dBµVWi-Fi 業務用 AP
40 dBm10000 mW10 W10 dBW147 dBµV業務用無線機送信電力
50 dBm100000 mW100 W20 dBW157 dBµVFM ラジオ送信機(小型)

※ dBµV はインピーダンス 50Ω の場合(dBm + 107)。-30 dBm = 1 µW(0.001 mW)が正しい値です。

📶 Wi-Fi・Bluetooth 信号強度の目安

dBm 値 信号強度 Wi-Fi Bluetooth 携帯電話
-30 〜 -50 dBm ◎ 最強 4K動画・会議も快適 至近距離(〜1m) ほぼルーター直下
-50 〜 -67 dBm ○ 良好 HD動画・VoIP安定 通常使用に問題なし 通話・通信良好
-67 〜 -80 dBm △ 普通 基本通信は可能 接続は可能・遅延あり 通話可・データ遅い
-80 〜 -90 dBm ▲ 弱い 接続不安定・切断も 接続困難 通話品質低下
-90 dBm 以下 ✕ 圏外 接続不可 接続不可 圏外

🔌 dBm の主な用途と対象単位

📡RF・無線通信送信電力・受信感度測定
📶Wi-Fi / 無線LANアクセスポイント電力管理
🎧BluetoothClass別送信電力設定
📱携帯電話 / LTE / 5GRSSI・RSRP 信号品質
🔬EMC / EMI テスト不要輻射の測定
💡光ファイバー通信光パワーの dBm 表現
📻アマチュア無線送信出力・受信感度設定
🎛️音響エンジニアリングdBu・dBV との電力換算

dBm から変換できる主な単位

mW(ミリワット) W(ワット) µW(マイクロワット) kW(キロワット) dBW dBµV dBmV dBV V(ボルト) µV(マイクロボルト)

⚠️ よくある間違いと注意点

間違い正しい考え方
「dBm は足し算できる」 dBm は絶対電力値なので足し算は無意味。電力を足す場合は dB(相対値)を使う。2倍は +3 dB。
「dB と dBm は同じ」 dB は相対的な比(比率)、dBm は 1mW を基準とした絶対電力値。異なる概念。
「-80 dBm は -40 dBm の2倍弱い」 -80 dBm は -40 dBm より 40 dB 低い → 電力比は 1/10,000 倍。
「dBm → dBµV の変換にインピーダンスは不要」 電力と電圧の変換には回路インピーダンス(50Ω/75Ω など)が必須。
「0 dBm = 0 W」 0 dBm = 1 mW = 0.001 W。0 dBm は「電力が 1mW の基準点」を意味する。

よくある質問(FAQ)

dBm(デシベルミリワット)は、1mW(ミリワット)を基準(0 dBm)とした電力の対数単位です。無線通信・RF機器・光ファイバー通信などで広く使われています。値が正(例: +20 dBm)なら 1mW より強く、負(例: -50 dBm)なら弱い電力を表します。
dB(デシベル)は2つの量の比率を表す相対単位で、基準値がありません。例えばアンプの利得「+20 dB」は入力の100倍という比率です。一方 dBm は 1mW を基準とした絶対電力値であり、単独で電力の大きさを表せます。
一般的に -67 dBm 以上が「良好」の目安とされます。動画ストリーミングには -70 dBm 以上、VoIP(音声通話)には -67 dBm 以上が推奨されます。-80 dBm を下回ると接続が不安定になり、-90 dBm 以下はほぼ接続不可です。
30 dBm = 10^(30/10) mW = 1000 mW = 1 W(ワット)です。これはアマチュア無線のハンディ機の標準送信電力に相当します。「+10 dBm で電力×10」のルールを使うと、0 dBm (1mW) から +30 dBm で 1000倍 → 1000 mW = 1 W と暗算できます。
はい。dBm が負の値になるのは電力が 1mW 未満の場合です。例えば -30 dBm = 0.001 mW = 1 µW です。Wi-Fi や Bluetooth の受信信号は通常 -40〜-90 dBm の範囲で、すべてマイナス値です。物理的に電力がゼロになることはないため、理論上は -∞ dBm まで下がりえます。
dBm は電力の単位、dBµV は電圧の単位です。電力 P = V² / R の関係から、同じ電圧でもインピーダンス(R)が異なれば電力は変わります。標準的な RF システムでは 50Ω(dBm + 107 = dBµV)、CATV システムでは 75Ω(dBm + 109 = dBµV)が使われます。
日本の電波法では、2.4GHz 帯の Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)の最大送信電力はアンテナ端で 200mW(約 23 dBm)、5GHz 帯(W52/W53)は 200mW(23 dBm)、W56 は 1W(30 dBm)が上限です(機器区分により異なる場合があります)。
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