TOEIC L&R スコアを入力してCEFRレベルの目安を確認できます(簡易換算)。
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TOEIC L&R と S&W の両スコアを入力して、文部科学省の公式換算式(L&R + S&W × 2.5)でCEFRレベルを算出します。
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CEFRとは何か
CEFR(Common European Framework of Reference for Languages)は、欧州評議会が2001年に発表した外国語能力を示す国際基準です。英語だけでなく40以上の言語の習熟度をA1・A2・B1・B2・C1・C2の6段階で表します。日本でも文部科学省がCEFRを英検・TOEIC・TOEFL・IELTSとの対照表に採用しています。
基本的な日常表現を理解し使える。ゆっくりであれば簡単なやりとりが可能。
身近な話題の基本的な表現が理解できる。簡単な情報交換ができる。
日常的な話題の主要点を理解できる。旅行先でのたいていの事態に対処できる。
複雑な文章も理解でき、ネイティブと自然にやりとりができる。
高度な内容の長い文章を理解し、流暢・自然に自己表現ができる。
聞いた・読んだほぼ全てを容易に理解し、正確かつ流暢に表現できる。
TOEIC L&R スコアとCEFRの対照表
以下はETS公式のマッピング研究に基づくTOEIC® Listening & Reading(L&R)テストのセクション別最低スコアです。
| CEFRレベル | L&R 合計スコア目安 | リスニング最低スコア | リーディング最低スコア | 英語力の目安 |
|---|---|---|---|---|
| A1 | 320〜619点 | 60点〜 | 60点〜 | 中学初級・基礎的な日常表現 |
| A2 | 620〜784点 | 110点〜 | 115点〜 | 高校基礎・日常的な情報交換 |
| B1 | 785〜944点 | 275点〜 | 275点〜 | 日常会話・旅行での対応可 |
| B2 | 945〜989点 | 400点〜 | 385点〜 | ネイティブと自然な会話が可能 |
| C1 | 990点(満点域) | 490点〜 | 455点〜 | 高度な内容も流暢に表現可能 |
| C2 | TOEIC範囲外 | — | — | TOEIC満点超・ネイティブ同等 |
※上記合計スコア目安は文部科学省の対照表・ETSのマッピングデータを基に算出。C2はTOEIC L&Rの測定範囲外です。
TOEIC S&W スコアとCEFRの対照表
TOEIC® Speaking & Writing(S&W)テストのCEFR対照表です。4技能すべてをカバーするため、L&Rと併用することで正確な換算が可能です。
| CEFRレベル | スピーキング最低スコア | ライティング最低スコア | S&W合計目安(/400点) |
|---|---|---|---|
| A1 | 50点〜 | 30点〜 | 80点〜 |
| A2 | 90点〜 | 70点〜 | 160点〜 |
| B1 | 120点〜 | 120点〜 | 240点〜 |
| B2 | 160点〜 | 150点〜 | 310点〜 |
| C1 | 180点〜 | 180点〜 | 360点〜 |
| C2 | — | — | TOEIC範囲外 |
L&R + S&W 合算スコアとCEFRの対照表
文部科学省の公式方式では「TOEIC L&R + TOEIC S&W × 2.5」の合算スコアでCEFRレベルを判定します。最高合算スコアは990 + 400×2.5 = 1,990点となります。
| CEFRレベル | 合算スコア範囲 | 合算スコア計算式 | 対応する英語力 |
|---|---|---|---|
| A1 | 320〜624点 | L&R + S&W×2.5 | 基礎的な日常会話 |
| A2 | 625〜1,149点 | L&R + S&W×2.5 | 日常的な情報交換が可能 |
| B1 | 1,150〜1,559点 | L&R + S&W×2.5 | 日常・旅行での意思疎通 |
| B2 | 1,560〜1,844点 | L&R + S&W×2.5 | 流暢なビジネス会話 |
| C1 | 1,845〜1,990点 | L&R + S&W×2.5 | 高度な専門的・学術的表現 |
CEFR・TOEIC・主要英語試験の対照表
CEFRを基準に、TOEIC L&R・英検・IELTS・TOEFL iBTの対応スコアを一覧にまとめました。日本での就職・進学・留学目的に応じた試験選択の参考にしてください。
| CEFR | TOEIC L&R | 英検 | IELTS | TOEFL iBT | ケンブリッジ英語 | 利用場面 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| C1 | 945〜990点 | 1級 | 7.0〜8.0 | 95〜120点 | CAE(180〜199) | 海外大学院・グローバル就職 |
| B2 | 785〜944点 | 準1級 | 5.5〜6.5 | 72〜94点 | FCE(160〜179) | 留学・外資系就職・昇進 |
| B1 | 550〜784点 | 2級 | 4.0〜5.0 | 42〜71点 | PET(140〜159) | 海外旅行・基礎ビジネス英語 |
| A2 | 250〜549点 | 準2級 | 3.0〜3.5 | — | KET(120〜139) | 高校基礎・日常会話の入門 |
| A1 | 〜249点 | 3〜5級 | 〜2.5 | — | — | 中学初級・超基礎 |
※文部科学省「各資格・検定試験とCEFRとの対照表」(2018年)をベースに作成。TOEIC L&R の数値は目安であり、公式では技能別スコアと4技能合算での判定を推奨。
TOEICスコアをCEFRに換算する手順
文部科学省・ETS公式の換算方式に基づく正式な手順と、TOEIC L&R のみでの簡易換算の2パターンを紹介します。
【公式】L&R + S&W 合算による換算手順
- TOEIC® L&R(リスニング・リーディング)を受験し、合計スコア(10〜990点)を確認する。
- TOEIC® S&W(スピーキング・ライティング)を受験し、合計スコア(0〜400点)を確認する。
- 「合算スコア = L&Rスコア + S&Wスコア × 2.5」の計算式で合算スコアを算出する。
- 上の対照表で合算スコアが属するCEFR範囲を確認し、対応レベルを特定する。
計算例
例:TOEIC L&R 720点 + TOEIC S&W 260点の場合
合算スコア = 720 + (260 × 2.5) = 720 + 650 = 1,370点
1,370点は「1,150〜1,559点」の範囲に含まれるため → CEFR B1
目的別・目標CEFRとTOEICスコアの目安
| 目的・シーン | 推奨CEFRレベル | TOEIC L&R 目標スコア | ポイント |
|---|---|---|---|
| 大学入試(一般) | B1〜B2 | 550〜785点 | 英語4技能が重視されるため準1級相当が有利 |
| 国内企業への就職 | B1〜B2 | 600〜730点 | 多くの企業が600点を採用基準に設定 |
| グローバル企業・外資系 | B2〜C1 | 800点以上 | 業務英語・交渉力が求められる |
| 海外留学(大学) | B2 | 785点以上 | IELTS 5.5〜6.0相当、TOEFL iBT 72以上 |
| 海外大学院 | C1 | 945点以上 | IELTS 7.0以上、TOEFL iBT 95以上が目安 |
| 海外赴任・駐在 | B2〜C1 | 730〜860点 | 企業により基準は異なるが730点が一般的な目安 |
よくある質問(FAQ)
参考文献
- ETS. (2008). Linking English-Language Test Scores Onto the Common European Framework of Reference: An Application of Standard-Setting Methodology. Educational Testing Service.
- ETS. (2025). Mapping the TOEIC Tests on the CEFR. Educational Testing Service. https://www.ets.org/pdfs/toeic/toeic-mapping-cefr-reference.pdf
- 一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC).(2024).『TOEIC Program各テストスコアとCEFRとの対照表』. https://www.iibc-global.org/toeic/official_data/toeic_cefr.html
- 文部科学省.(2018年3月).『各資格・検定試験とCEFRとの対照表』. https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/091/gijiroku/__icsFiles/afieldfile/2018/07/27/1407616_003.pdf
- Council of Europe. (2001). Common European Framework of Reference for Languages: Learning, Teaching, Assessment. Cambridge University Press.
