ピクセル⇔mm変換ツール
解像度(DPI/PPI)に応じてピクセルとミリメートルを正確に相互変換
📐 ピクセル → mm 変換
📐 mm → ピクセル 変換
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ピクセルとmmの変換について
ピクセル(px)は画面上のデジタル画像を構成する最小単位であり、ミリメートル(mm)は物理的な長さの単位です。この2つの単位を変換するには、解像度(DPI/PPI)という概念が重要になります。
変換の基本公式
mm = (px ÷ DPI) × 25.4
mm → ピクセル:
px = (mm × DPI) ÷ 25.4
ここで25.4は、1インチ = 25.4mmという変換係数です。DPI(Dots Per Inch)は1インチあたりのピクセル数を表します。
解像度(DPI/PPI)とは
DPI(Dots Per Inch)とPPI(Pixels Per Inch)は、1インチあたりに含まれるドット数またはピクセル数を示す単位です。実質的には同じ概念として使われます。
72 DPI
Macの伝統的な画面解像度。古いWebデザインの基準として使用されていました。
96 DPI
Windows標準の画面解像度。現在のWeb制作における最も一般的な基準値です。
150 DPI
中品質の印刷に適した解像度。ポスターや大判印刷物などに使用されます。
300 DPI
高品質印刷の業界標準。写真、カタログ、パンフレットなどに必須の解像度です。
実用的な変換例
例1:画面表示の場合(96 DPI)
1ピクセル = 0.2646 mm
計算:(1 ÷ 96) × 25.4 = 0.2646 mm
例2:印刷の場合(300 DPI)
1ピクセル = 0.0847 mm
計算:(1 ÷ 300) × 25.4 = 0.0847 mm
例3:フルHD画像の幅(96 DPI)
1920ピクセル = 508 mm
計算:(1920 ÷ 96) × 25.4 = 508 mm
解像度別変換表
96 DPI(Web標準)でのピクセル⇔mm対応表
| ピクセル (px) | ミリメートル (mm) |
|---|---|
| 1 px | 0.26 mm |
| 10 px | 2.65 mm |
| 50 px | 13.23 mm |
| 100 px | 26.46 mm |
| 200 px | 52.92 mm |
| 500 px | 132.29 mm |
| 1000 px | 264.58 mm |
| 1920 px | 508.00 mm |
| 3840 px | 1016.00 mm |
300 DPI(印刷標準)でのピクセル⇔mm対応表
| ピクセル (px) | ミリメートル (mm) |
|---|---|
| 1 px | 0.08 mm |
| 10 px | 0.85 mm |
| 50 px | 4.23 mm |
| 100 px | 8.47 mm |
| 300 px | 25.40 mm |
| 500 px | 42.33 mm |
| 1000 px | 84.67 mm |
| 3000 px | 254.00 mm |
| 5000 px | 423.33 mm |
主な用途と推奨解像度
🖥️ Web・画面表示: 96 DPI または 72 DPI
ウェブサイト、アプリ、デジタルデザインでは画面解像度に合わせた設定が最適です。
🖨️ 高品質印刷: 300 DPI
写真、カタログ、名刺、パンフレットなど、プロフェッショナルな印刷物に必須です。
📰 一般印刷: 150 DPI
新聞、ポスター、大判印刷など、視距離が遠い印刷物に適しています。
よくある使用シーン
1. Webデザインから印刷物への変換
Webデザイン(96 DPI)で作成した画像を印刷(300 DPI)する際、必要なピクセル数を計算できます。例えば、50mm×50mmの印刷物には、591px×591pxの画像が必要です。
2. 印刷物のサイズ設計
特定のピクセル数の画像が印刷時に何mmになるかを事前に確認し、レイアウトを調整できます。
3. 画面と実物のサイズ確認
デザインカンプを画面で見た際の実際のサイズ感を把握し、クライアントとの認識を合わせられます。
4. デバイス間の互換性確認
異なる解像度のデバイス(スマートフォン、タブレット、PC)間での表示サイズを計算できます。
よくある質問(FAQ)
Q1. 1ピクセルは何ミリメートルですか?
解像度によって異なります。96 DPIの場合、1ピクセルは約0.26mm、300 DPIの場合は約0.08mmです。
Q2. DPIとPPIの違いは何ですか?
DPI(Dots Per Inch)は印刷時のドット密度、PPI(Pixels Per Inch)は画面のピクセル密度を指しますが、実用上はほぼ同じ意味で使われています。
Q3. Webデザインには何DPIを使えばいいですか?
一般的に96 DPIが標準です。ただし、Retinaディスプレイなど高解像度画面向けには2倍の192 DPIを考慮する場合もあります。
Q4. 印刷には最低何DPI必要ですか?
商業印刷では300 DPIが推奨されます。150 DPIでも許容される場合がありますが、画質は劣化します。72 DPI以下は印刷には不適切です。
Q5. 画像を拡大するとピクセル数は変わりますか?
元の画像のピクセル数は変わりませんが、拡大すると1ピクセルあたりの物理サイズ(mm)が大きくなり、解像度(DPI)が下がって画質が粗くなります。
Q6. A4サイズの印刷には何ピクセル必要ですか?
A4サイズは210mm×297mmです。300 DPIで印刷する場合、2480px×3508pxが必要です。96 DPIの場合は794px×1123pxになります。
Q7. スマートフォンの高DPI画面では計算が変わりますか?
はい。iPhone Retinaディスプレイは326 PPI、Android端末は400 PPI以上の場合もあります。デバイスの実際のPPI値を使って計算する必要があります。
Q8. ピクセルからcmへの変換もできますか?
可能です。mmをcmに変換するには10で割ります。例:100px(96 DPI)= 26.46mm = 2.646cmです。
変換時の注意点
解像度の統一: 同じプロジェクト内では解像度を統一することが重要です。異なる解像度の画像を混在させると、印刷時にサイズのずれが生じます。
用途に応じたDPI選択: 画面表示用と印刷用では適切なDPIが異なります。最初から用途を明確にして作業を進めましょう。
拡大縮小の限界: 低解像度の画像を後から高解像度にすることはできません。必要な最終サイズと解像度を事前に計画することが大切です。
デバイスの実解像度: 現代のスマートフォンやタブレットは高解像度ディスプレイを搭載しているため、実際のPPI値を確認することが推奨されます。
関連する単位変換
ピクセルとmmの変換に加えて、以下の単位変換も関連性が高いです:
- ピクセル ⇔ インチ(inch): 1インチ = 25.4mm、解像度に応じてピクセル数が変わります
- ピクセル ⇔ センチメートル(cm): 1cm = 10mm として計算可能
- ピクセル ⇔ ポイント(pt): 1pt = 1/72インチ、印刷業界で使用されます
- 解像度変換: DPI/PPI間の相互変換も重要です
プロフェッショナルな活用法
デザイナー向け: Adobe PhotoshopやIllustratorで作業する際、最終的な出力サイズと解像度を事前に設定することで、後からのリサイズによる画質劣化を防げます。
Web開発者向け: レスポンシブデザインでは、異なる画面密度(1x、2x、3x)に対応した画像を用意する際、このツールで各サイズを計算できます。
印刷業者向け: クライアントから提供された画像データが印刷サイズに対して十分な解像度を持っているか確認する際に活用できます。
